本日、12/14は「討ち入りの日」です。
ググって表示される「AI による概要」では以下のとおり。
赤穂浪士の討ち入りは、江戸時代中期(元禄時代)の1702年(元禄15年)12月14日に、赤穂藩の藩士47人が江戸・本所松坂町の吉良上野介邸に討ち入りした事件です。主君である浅野内匠頭長矩の仇討ちを成し遂げ、吉良の首をあげました
ネット時代の現在ではめっきり減りましたが、TV主流の昭和〜平成には、毎年何かしらのドラマや映画が放映されていたせいで、自分の中では今日は「討ち入りの日」です。本日はこの日にちなんで、「リベンジ精神」について思うところを述べたいと思います。
「リベンジ精神」は転換の原動力である
少なくとも、自分はそうでした。
ソニーを辞めたのが2015年3月。次の春で10年になります。この10年は自分にとって、ソニーでの27年以上に自由でわくわくの10年でした。退職時に設定した目標は以下のとおりでした。
来るべき世界人口100億の時代を前に「首都圏ベッドタウンにシニアを中心に食とエネルギーの自立的経済圏を作り、自身のCSAを運営し『能力に応じて働き、必要に応じて与えられる』コミュニティを実現する」
まずは、個人の太陽光発電をネットワークする+デマンドレスポンスをAIとIOT技術でシステム化することを目指すスタートアップに参加しましたが、経営者がブラックだったので速攻で退職。
次は、自分のCSA実現のために農業研修と、そうはいいながら食いつなぐためのIT諸々請負のフリーランスの半農半ITの活動。2年神奈川農業サポーター制度を活用してのプチ就農を目指したものの、農政への幻滅から、研修は大和のCSAでやり直し。CSA研究会という産消学の活動で海外の研究者から「ここはピュアCSAだ!」と称賛された尖がった農園主に共感して畑作業にいそしんでいましたが、2020年の年明けカリスマ農園主は「息がが、できない。。。」というなぞのFBメッセンジャーを残し、急逝。農園コミュニティは崩壊し、入れ替わりに中国からCOVID19が上陸しました。
そして、世界中が巣ごもりを始めるとフリーランスの案件もおぼつかなくなり、再びサラリーマンに戻ることにして、今は役所の末端で国家公務員をやっています。振り幅の大きい10年間でしたが、これまでとは異質な様々な人たちと接し、知らない世間に飛び込み、共に働き共に生きる。やってみなければ決してもつことのできない体感や、同じ目線で周囲を見なければ理解できない認識。それを得ることができて、今は本当にソニーを辞めてよかったと実感しています。
今に至る何度かの「転換点」がありました。その各時点に「リベンジ」の思いが自分に宿っていました。ただ、「何に対してのリベンジか」は各時点と今で認識が違うと感じています。
・退職時:
新規ビジネスとして立ち上げてきたネットサービスの世界で、GAFAになれなかった。GAFAに対するリベンジとして、SDGsでGAFAになる気だった。
・フリーランスからサラリーマンに戻る時:
- アジアの周辺に対して- > コロナ禍の感染予測や対策でデジタルで負けている。
- 欧米に対して -> 感染収束後の円安の中、失われた30年でデジタルで負けてきた。
という日本の危機を痛感。リベンジとして、国のDXに取り組むべきと思った。
・今:
過去のどの時点でも、自分を阻んできたのは、周囲、社会の「今までと同じがいい」と思う人たちの意識、それを変えることのできない構造だと認識。退職時にソニーは構造を変革していたんだということ、エレキのビジネスからエンタメや金融へシフトする中で、働く側も柔軟に職をシフトできる社会の労働構造の変革を先取りしていたということを改めて思う。結果的に自分も、柔軟に職をシフトすることができた。
というわけで、自分が今リベンジすべきは、日本の保守性、古い労働構造であると思っています。官公庁はその典型的なところであり、そこでのDXを通じて日本全体を「変われる」社会にするヒントを何かしら掴んで、また、転職したいと思っています。
一方、ソニーを「常に変わることのできる」精神を共有しているいい会社だと再認識し、そこで働いていたことを誇りに思っています。現役の方もOBの方も、ソニーでのキャリアの中でリベンジすべき何かをお持ちなのではないでしょうか?
「リベンジ精神」はあなたの転換の原動力になる
辞めた方は、いい機会を得たので、リベンジ精神をもって転換を。。。
現役の方は、リベンジすべき何かをみつけたら、視野を広げて活躍の場を。。。